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アトミック・ファイアー・レコード始動

創始者であるマルクス・シュタイガーが
ニュークリア・ブラストと決別!
新たなレーベル、アトミック・ファイアーを立ち上げ、音楽業界に一石を投じる。

2021.11.18

創始者であるマルクス・シュタイガーがニュークリア・ブラストと決別!
新たなレーベル、アトミック・ファイアーを立ち上げ、音楽業界に一石を投じる

 

1987年、マルクス・シュタイガーによって設立されたニュークリア・ブラスト・レコード。当初はアンダーグラウンドのデス・メタルやグラインドコアを中心にリリースをしていたが、21世紀に入り急成長。ついにはスレイヤー、エクソダス、アンスラックス、テスタメント、ナイトウィッシュといった錚々たるアーティストたちが集う、名実ともに世界No.1のメタル・レーベルにまで登りつめた。だが、マルクスは18年に会社の株式の過半数をフランスのビリーヴ・ミュージックに売却し、その後は経営の最前線からは身を引いている感もあった。

 

そんなマルクス・シュタイガーが、ついに動き出した。自らが作り上げた巨象、ニュークリア・ブラストと決別。新たなレーベル、アトミック・ファイアー・レコードを始動したのだ!アトミック・ファイアー所属となるのは、ハロウィン、オーペス、メシュガー、アモルフィス、マイケル・シェンカー・グループ、プライマル・フィアー、ソナタ・アークティカ、シルヴァー・レイク(エサ・ホロパイネンのバンド)等。一見しておわかりの通り、いずれもニュークリア・ブラストで活躍していた面々だ。同時に新人バンドの発掘にも力を入れるようで、第一弾契約アーティストとして、アイスランドの新進気鋭パワー・メタル・バンド、パワー・パラディンの名が挙げられている。


マルクスの狙いは明白。デジタル全盛となってしまった音楽業界に一石を投じることだ。ヘヴィメタル・ファンが求めるものは何か。CDやLPなどのフィジカル・プロダクト、そしてTシャツなどのマーチャンダイズである。マルクスは、その要望に最大限答えようと、新たな会社を立ち上げたのだ。来年春にはドイツのドンツドルフに、ファンが集えるレコード・ショップをオープン予定というのも、その意気込みの表れである。


ここ日本では、アトミック・ファイアーからリリースされる大半の作品をワードレコーズが一元的にラインス。

アルバでな、Tシャツなどのマーチャンダイズの売にも力を入れてい


記念すべきアトミック・ファイアーとしての初リリースは、前のパワー・パラディン、そしてプリティ・メイズ、ハンマーフール、ング・ダイアモンド、・ナイト・フライト・オーケストラ、リオンらのメンバーが集し、もが映画主題歌をハードロックでプレイるスカンディナヴィアのオールスター・バンド、アット・ーヴィーズのアルバ。いずれも2022年17日のリリースを予定している。マイケル・シェンカー・グループの新作も発表されるとのこと。俄然アトミック・ファイアーから離せない。

 

MICHAEL SCHENKER GROUP
PRIMAL FEAR
OPETH
AMORPHIS
SILVER LAKE by ESA HOLOPAINEN
WHITE STONES