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グラハム・ボネット(アルカトラス)
独占インタビュー

アルカトラスが好きならば
ニュー・アルバムも間違いなく気にいるよ
ジョー・スタンプという素晴らしいギタリストを
向かえたグレイトなアルバムさ

                                   

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文:川嶋未来 Photo by Isao Nakamura

86年の『Dangerous Games』以来、34年ぶりとなるアルカトラスのニュー・アルバムは、歴史的名盤『No Parole from Rock’n’Roll』を彷彿させる会心の出来!ということで、バンドの顔であるグラハム・ボネットに、話を聞いてみた。

 

 

― 残念ながらマイケル・シェンカー・フェストの来日は延期になってしまいました。

 

グラハム:俺自身も日本に行くことへの不安は多少あったからね。コロナについてはわからないことが色々とあるから。バンドのメンバーの中には日本に行きたくないというものもいた。ホワイトスネイクもキャンセルしたようだけど、状況がよくわからないからね。マイケルのショウについては非常に多くの人数が関わるだろう?今年の終わりには状況は改善しているかもしれないし。よくわからないな。今年中にはまたアルバムを作るかもしれないし。

 

― こんな状況は初めてです。

 

グラハム:俺も初めてだよ。何しろ世界中でだからね。みんなが一生懸命手を洗って、シャワーを浴びて。とても怖いよ。アメリカ、カリフォルニアでも同じ状況さ。

 

― アルカトラスとしては34年ぶりとなるニュー・アルバムがリリースになります。なぜ今アルカトラス名義でアルバムを作ろうと思ったのでしょう。

 

グラハム:作らない理由がないからね。かつてのイングヴェイのようなギタリストがバンドにいて、状況があの頃に近いのさ。アルバムはイングヴェイっぽい部分もあれば、スティーヴ・ヴァイっぽい部分もある。メロディは俺が考えているから、もちろんアルカトラスっぽいし、レインボーを思わせる部分もある。まあ、でもとてもアルカトラスらしい内容と言えるだろうね。みんな気に入ってくれると思うよ。

 

― 非常に『No Parole from Rock’n’Roll』っぽいヴァイブを感じたのですが、故意にそのようにしたのでしょうか。

 

グラハム:もちろんさ。ジョーがバンドにいるからね。ジョーはそういうギター・プレイヤーだから。ライヴでも、お客さんはみんなジョーを好きになる。ソロを始めると10分も弾き続けたりね(笑)。止まらなくなるんだ(笑)。クールだよ。お客さんが喜んでくれるから、俺もそれでOKだよ。

 

― 『No Parole』のヴァイブとは何なのでしょう。他のアルバムとの違いは何だと思いますか。

 

グラハム:アルカトラスを始めたときは、一つの実験だったんだ。ギタリストがいて、キーボーディストがいて、基本的にレインボーをなぞったバンドだった。ハードなキーボーディストがいて、グレイトなギタリストがいる。ギタリストを見つけるのには時間がかかったけどね。まったくの偶然にイングヴェイを見つけたんだ。本当に多くのギタリストをオーディションした。俺が居合わせない場合もあったけど。俺はリッチー・ブラックモア・タイプのギタリストが欲しかった。それで、イングヴェイを知ってるやつがいて、「リッチー・タイプのギタリストを探しているなら、彼こそが適任だ」と教えてくれてね。イングヴェイは一人でやってきた。まだ18歳か19歳の子供だった。オーディションでイングヴェイは、「この話は本当なんですね!」と喜んでいた。彼はレインボーの大ファンで、きっとこの話がドッキリか何かだろうと思っていたんだ。それでストックホルムで俺とリッチーがプレイするのを見たと。雨でショウがストップになり、雨に対してとても腹が立ったというようなことを言っていた。それはともかく、彼は部屋に入って来て課題曲をプレイしたんだ。課題曲はレインボーの曲ではなくて、ええと、何だったかな?あ、「S.O.S」だ。それですぐに合格したんだよ。彼は見た目もリッチーみたいでね。他のメンバーも、気に入っていたよ。俺たちはR&Bをやるのではなく、レインボーよりもう少し尖ったバンドをやりたいと思っていたから。当時レインボーは少しコマーシャルな方向に行っていただろう?レコード会社はもう少し尖ったバンドを欲していた。イングヴェイが入って、ドラマーも素晴らしかったし、みんな素晴らしかった。もちろん俺もね(笑)。曲も良かったし。

 

― やはりイングヴェイは相当リッチーっぽかったですか。

 

グラハム:彼はリッチーが大好きだったからね。最初のリハーサルの日も、18歳の彼は完全にリッチーの格好をしていたよ。白いブーツに黒いパンツ、黒いレースのシャツ。酷い臭いがしてたけど(笑)。彼は全然洗濯しなかったんだよ。ツキが落ちるとかで。汗を吸ってガビガビになっていた。一度も洗濯していなかったからさ。ともかくイングヴェイはリッチーになりたかったのだけど、バンドに入ってからはもう少し先を行くようになった。多少プログレッシヴなことをやったり、バンドのサウンドも非常にソリッドになった。レインボーよりもビッグなサウンドになったんだよ。俺たちみんながそれを望んでいたし。彼は若くてとても熱狂的でね。オーディエンスを流血させるくらいにね。彼とは争えなかったよ。オーディエンスすべてを奪ってしまう感じで。

 

― 良い意味でも悪い意味でも熱狂的だったということですか。

 

グラハム:そうなんだよ。時にあまりに熱狂的すぎてね。一番の問題は、ステージの倫理というものをわきまえていなかったということ。イングヴェイがいて、俺がいて、ベーシストがいて、ドラマーがいて、そしてキーボーディストがいた。ところがイングヴェイは、ヴァース、コーラスずっと、ときにはドラムソロの最中にまでギターを弾きまくったのさ。”Since you’ve been ピロピロピロピロ〜”みたいなに(笑)。彼のドルフィン・サウンドでね。それで俺も頭に来て、「少し我慢しろ」と言った。「俺の番、お前の番。ギターソロ、ヴォーカルだけ、ドラムソロ。わかったか、これはバンドなんだ。お前だけのものじゃないんだ」ってね。だけど聞く耳を持たなかった。だから、最終的にはクビにするしかなかったんだよ。彼は暴力的にもなっていったしね。ついには俺に飛びかかって、首を絞めて来た。その晩、彼は解雇されたんだよ。そういうことは誰に対してもやってはいけないだろう?バンドのメンバーを殴ってはいけない。バスに乗ってLAに戻る最中、彼は解雇されたんだ。酷い話だよ。奴が俺に飛びかかって来たのは、あの晩ステージで、俺が奴のギターのシールドに足を引っ掛けたからなんだ。奴がソロを弾いている最中にね。俺はサングラスをかけていたから、よく見えなかったんだ。3mくらいの高いステージだったのだけど、俺はそこから落ちてね。肋骨を痛めて次の日もまともに息ができなかった。ハンガリー人のクルーが「何やってるんだ!」ってイングヴェイにヘッドロックをして、「今度グラハムに触れたら首をヘシ折るからな」と。それで彼との関係は終わり。ハッピーなものではなかった。まあ彼も酔っ払っていて、俺も酔っ払っていたんだ。アルカトラスはとにかく酒を飲むバンドだった。みんなベロベロだった。コカインと酒。俺はコカインはやらなかったけど、酒は飲みまくった。奴もね。彼のエゴは家に入りきらないくらいまで大きくなっていた。実際の彼よりも、エゴはずっと大きなものになっていたんだ。とても残念なことだよ。彼はプレイヤーとしてはグレイトだったからね。それを台無しにしてしまったから、解雇するしかなかったんだ。ある日テッド・ニュージェントがドレッシング・ルームに来たことがあった。テッド・ニュージェントも「Don’t lose him.」と言っていたよ。イングヴェイのことをね。素晴らしいギタリストだからさ。イングヴェイは今でも素晴らしいプレイヤーだよ。

 

― その事件のあと、イングヴェイと話をする機会はあったのですか。

 

グラハム:何となく、とても短い時間だけどあった。最後に会ったは、9年前だったかな。アナハイムのNAMMショウだったと思う。とても短い時間だったけど、彼も俺たちと同じ場所でプレイしていてね。9年前だったよな、あのスモーク事件があったの?(注:事件が起きたのは1994年)

つい先週のことみたいだと思ってたけど(笑)。その時に少し話したんだ。ジミーがいたけどアルカトラスじゃなくてブラックソーンだったはず。ボブ・キューリックがいて、ドラムはフランキー・バナリだったかな。ベースはデイヴ・スピッツ、いやチャック・ライトだったかな。それでイングヴェイはステージで爆発のギミックを使ったんだ。俺たちはイングヴェイのあとにプレイするはずだったんだけど、イングヴェイが使ったギミックでホールに煙が充満して、消防署が来てしまった。全員ホールから出されてさ。そのせいで、俺たちは3−4曲しかプレイできなかったんだ。みんな怒っていたよ。特にボブは「ファック・イングヴェイ!」って。もちろん良いことではなかったからね。イングヴェイはもう少し賢くあるべきだった。あんな天井の低いホールで爆発ギミックを使うなんて。グレイト・ホワイトの事件だって知っているだろう?起こってしまったことは仕方がないが、ショウをめちゃくちゃにしたというのは恥ずべきことだね。

 

 

― あなたのボーカルについてはいかがですか。何か新しいことを試したりはしましたか。

 

グラハム:まったくいつも通りだよ(笑)。必要があればラウドに歌うし、スムーズなヴォイス、ラフなヴォイス、首を絞められたときみたいなヴォイスとか、いつも通り色々なカラーを使っている。以前イギリスで、CMのための曲を歌ったんだ。クラッカーか何かのCMだったと思うけど。その時に「色々な歌い方をできるところを気に入っているんです」と言われた。「あなたはR&Bも歌えるし、ヘヴィにもスイートにも歌える。フォークソングも歌えますよね」と。もちろん俺はフォークソングも歌えるし、R&Bも大好きだ。俺はシンガーだからね。ただアルカトラスやレインボーのような曲だけを歌えるというわけでは無い。俺は自分のことを本物のシンガーだと思っているよ。そういうシンガーは多くない。もちろん何人かはいるけどね。トム・ジョーンズなんかはそうさ。彼は本物のシンガーだ。いわゆるヘヴィメタルのシンガーは、それほど適応能力が高くない。ひとつのスタイルにとらわれてしまっていてね。声に色付けがまったくできないんだ。俺はヘヴィな曲でも、スイートに歌ったりもする。ヘヴィロックではとても効果的な方法だと思うよ。ダイナミクスが生まれるからね。ずっと叫び続けるのではなく。いつもいつもファルセットを使うわけでもないのさ。ちょっと話が脱線してしまったかもしれないけど。ともかく俺は色々な声をミックスして使うのが好きなんだ。何しろ俺は7歳の頃から歌っているから。ジャズのスタンダードや、フランク・シナトラとか、トーチソングなんかも歌ってきた。”She gets too hungry for dinner..”とかね。14歳のころにはダンスバンドでも歌っていた。ギターを弾きながら。色々なスタイルの音楽を歌ってきた経験があるのさ。それは曲作りにもとても役立っている。色々なコードを知っているし。他の人間が思いつかないようなセクションを、 俺は考えることができるんだ。時々知っているコードを見せびらかしたくなるよ(笑)。

 

― 声を保つために何か特別なことはしていますか。

 

グラハム:いや、してない(爆笑)。ただ、良い声が出てくれることを祈るだけさ。これはドン・エイリーから聞いた話なんだけど、ディープ・パープルがオペラ歌手のパヴァロッティと一緒にやったときに、どうやってそんな良い声をキープしているのか聞いたら、「何もしてないよ。ただステージに上がって、良い声が出ることを祈るだけだ」って。俺も同じ。ロニー・ジェイムズ・ディオも同じだった。「多くのシンガーはステージに上がる前にウォームアップをするけど、なぜ無駄に声を使ってしまうんだ」って言っていたよ。もちろんステージに上がって、調子が悪い時もある。とても疲れているときとかね。そういうときは、ある程度ウォームアップをするべきなのかもしれないけど。

 

― ヘヴィメタルのシンガーでお気に入りはいますか。

 

グラハム:ヘヴィメタルか。考えてみるよ。ただ、俺のお気に入りの音楽はヘヴィメタルじゃないからね。フレディ・マーキュリーの声は大好きさ。もちろんヘヴィメタルじゃないけど、彼らの音楽はとてもプログレッシヴだったよね。ウルトラ・プログレッシヴと言えるくらい。最初に聴いたときは驚いたものさ。ハーモニーも良かった。フレディと他のメンバーとのハーモニー。特にロジャーとが良かったね。バンドとしても素晴らしかった。他とは全然違ってさ。『ボヘミアン・ラプソディ』が出たときは、「何なんだこれは!」と思ったものだよ。あまりに斬新で。あとはアーサー・ブラウンかな。ザ・クレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウン。彼は、俺が初めて聴いたヘヴィメタルと言えるシンガーの1人だ。”I am the god of hellfire! And I bring you! Fire”って、ビッグなヴォイスで。元祖の一人さ。リッチー・ブラックモアがああいうギタースタイルの元祖であるようにね。もちろんジミ・ヘンドリクスも。

 

― ニュー・アルバムにはスティーヴ・ヴァイも曲を提供しているとのことですが。

 

グラハム:とても良い出来だよ。「ダーティー・ライク・ザ・シティ」という曲。スティーヴがまた参加してくれて良かった。彼の曲はすぐに仕上げることができた。脳の作りが似てるんだよ。彼はときにあからさまでない曲の書き方をするけど、この曲は非常にわかりやすい。いつもは、こっちに行きそうなのが実は行かなくて、みたいな曲を書くんだけどね、この曲はとてもストレートだ。以前に彼とアルカトラスでやった曲ほど複雑なものではない。

 

― ディスティニアの若井望も曲を書いています。

 

グラハム:彼とは一緒プレイをしたのだけど、あれどこだっけ?

東京?そうだっけ?違うところじゃなかった?

 

― 私も見ていましたから間違いありません。

 

グラハム:君もいた?じゃ俺だけがいなかったのか!俺は一体その時どこにいたんだ?それはともかく、彼の書いた曲は昔のアルカトラスを思い起こさせるもので、実話ではなくて、半分神話みたいな内容にしたかったんだ。それで「フィン・マックール」という巨人のことを思い出した。60年代だったかな、ロンドンで友人が「フィン・マックール」というバンドをやっていたこともあって、この伝説の巨人について読んだことがあったんだ。この巨人が、もう1人の巨人と対峙するときに作ったのが、ジャイアント・コーズウェーだと言われているんだ。俺も詳しくは知らないのだけど、どういうわけかそのもう1人の巨人は、フィン・マックールと戦うことにした。どうやって連絡をしたのかわからないけど。電話かね(笑)。で、もう1人の巨人がやってきたのだけど、フィン・マックールよりさらにデカかったんだ。それでフィン・マックールは家に帰った。もう1人の巨人は結局フィン・マックールの家までやってきて、フィン・マックールの奥さんが対応したんだ。もう1人の巨人は風呂に隠れているフィン・マックールを見つけて、これは誰だと尋ねると、奥さんが「これは俺たちの赤ちゃん」だと。赤ん坊がこんなに大きいのなら、フィン・マックールはどんなに巨大なのだろうと恐れをなしたもう1人の巨人は逃げ帰っていき、結局戦闘には至らなかったという話さ。ジャイアント・コーズウェーは、今もスコットランドとアイルランドの海外線に存在しているんだ。そこには六角柱の形をした岩があって、見てことある?

 

― いや、ないです。

 

グラハム:実在のものなんだ。火山活動の結果なんだろうけど、とても不思議な形なので、巨人の足跡だなんて言われてるんだ。面白い話だろ?

 

― ゲイリー・シェアがバンドに戻って来ましたが、アルカトラスとして久々に彼と一緒にやるのはどんな感じですか。

 

グラハム:いや、まだわからないよ(笑)。まだ会ってないんだ。何年か前に日本で彼と一緒にプレイをしたけど、また彼と一緒にやるのは素晴らしいことだよ。彼は一体何曲覚えているかな(笑)。俺もまだ全部覚え直さなくちゃからね。一からの再スタートみたいなものだからさ。良いものになると思うよ。

 

― 他にはどのようなミュージシャンがゲスト参加しているのですか。

 

グラハム:ボブ・キューリック(注:アイ・アム・ザ・キング作曲/ギター参加)は「この曲はドナルド・トランプについてか」って言ってたよ(爆笑)。まったく関係ないのに。ボブはなぜかわからないけど、正しく歌詞を理解しないタイプの人間なんだ。詩的なものや抽象的な表現がわからず、「キング」とついてるからトランプのことだろうと思ってしまうんだ。トランプは今、アメリカのキングだけど、一体何でこれをトランプの曲だと思ったのか。ボブはとても面白い人間だよ。(注:『サムシング・ザット・アイ・アム・ミッシング』と『ワース・レーン』を作曲した)ダリオ・モロは素晴らしいギタリストだよ。

 

 

 

― アルバムのリリース以外にフェスティバルやガールスクールとのツアーの予定がありますね?

(注:2021年にガールスクールとヨーロッパツアーが予定されている)

 

グラハム:実はアルカトラスの初ライヴはガールスクールとだったんだよ。まだ恐竜がいた時代の話だけど。パーキンス・パレスという場所だった。ガールスクールのオープニングをやったはずだよ。あと、サークル・ジャークスと一緒にやったこともある。パンク・バンドの。

 

― それはすごい組み合わせですね。

 

グラハム:観客もすごくてさ、みんな跳ね回っていて。そのときのライヴが後日音楽誌にレビューされていて、「サークル・ジャークスは最高だった。アルカトラスのメンバーはみなリムジンで帰っていった」なんて書かれてね。そんな訳ないのに。タクシーで帰ったよ。当時はUberなんてなかったから、まだタクシーがたくさん走ってた。彼らは俺たちは上流階級の下らない奴らだと思ったんだろうね。

 

― パンク系の雑誌だったんですかね。

 

グラハム:そうだったと思う。まったく冗談じゃないよ。当時はまだライヴでも大したギャラをもらえなかったというのに。最初のころはいろんなライヴをやっていたんだ。奇妙な組み合わせでね。

 

― 奇妙ですけどぜひ見てみたかったです。

 

グラハム:確かにね(笑)。

 

― では最後に日本のファンへのメッセージをお願いします。

 

グラハム:アルカトラスが好きならば、ニュー・アルバムも間違いなく気にいるよ。ジョー・スタンプという素晴らしい新しいギタリストを向かえたグレイトなアルバムさ。ゲイリー・シェアも帰って来たし、ぜひライヴも見に来てくれ。ガッカリさせないよ。

 

 

 

文:川嶋未来

 


 

 

2020年7月31日 世界同時発売

アルカトラス 『ボーン・イノセント』

 

50限定 CD+ボーナスDVD+Tシャツ

(6,500円+税)

初回限定盤CD+ボーナスDVD

(3,500円+税)

通常盤CD (2,500円+税)

【日本盤限定ボーナストラック/日本語解説書封入/歌詞対訳付き】

 

【CD収録曲】

  1. ボーン・イノセント (feat. クリス・インペリテリ / ドン・ヴァン・スタヴァン)
  2. ポーラー・ベアー (feat. ドン・ヴァン・スタヴァン)
  3. フィン・マックール (feat. 若井 望 / ドン・ヴァン・スタヴァン)
  4. ウィ・スティル・リメンバー (feat. ドニー・ケンドール・ジョーンズ)
  5. ロンドン1666 (feat. ドン・ヴァン・スタヴァン)
  6. ダークネス・アウェイツ *
  7. ダーティー・ライク・ザ・シティ (feat. ドン・ヴァン・スタヴァン) [スティーヴ・ヴァイ作曲]
  8. アイ・アム・ザ・キング (feat. ボブ・キューリック)
  9. リアリティ *
  10. サムシング・ザット・アイム・ミッシング (feat. ダリオ・モロ)
  11. ペーパー・フラッグス (feat. ドン・ヴァン・スタヴァン)
  12. ザ・ウーンド・イズ・オープン
  13. ボディ・ビューティフル
  14. ワース・レーン (feat. ダリオ・モロ)
  15. フォー・トニー (feat. スティーヴ・マン)

*日本盤限定ボーナストラック

 


【メンバー】
グラハム・ボネット(ヴォーカル)
ジミー・ウォルドー(キーボード)
ゲイリー・シェア(ベース)
ジョー・スタンプ(ギター)
マーク・ベンケチェア(ドラムス)

 

【ゲスト・ミュージシャン】
クリス・インペリテリ(ギター)
若井 望(ギター)
ドン・ヴァン・スタヴァン(ベース)
ボブ・キューリック(ギター)
スティーヴ・マン(ブラス)
ダリオ・モロ(ギター)