今年2月にニュー・アルバム『オメガ』をリリースしたエピカ。そのリリースを祝うストリーミング・ショウを収録した映像作品『オメガ・アライヴ』が、この度リリースとなる。ファイヤー・ダンサー、アクロバット、バレー・ダンサーに合唱隊。凄まじく豪華なこのショウのクリエイティヴ・ディレクターを務めたバンドのキーボーディスト、クーン・ヤンセンに話を聞いてみた。
ー オランダのコロナの状況はいかがですか。(10月7日現在)
クーン:良くなってきてはいるよ。新規の感染数も減っているし、数週間前、政府はすべての規制を解除したんだ。ソーシャル・ディスタンスやマスクのね。今はワクチンの証明書か陰性の証明書を見せれば、コンサート等に入場できる。ライヴはまだキャパの75%という制限があるけれど。オランダはこんな感じ。日本の状況はどう?
ー 日本も急激に感染者数が減って来ているのですが、それが何故なのかよくわかりません。
クーン:ワクチンの効果だと良いのだけどね。これから秋、冬になっていくし、状況も変化するかもしれない。ワクチンが効いていて、今みたいな感じが続けば良いのだけど。
ー ストリーミング・ライヴを収録した映像作品『オメガ・アライヴ』がリリースになります。そもそもこのショウが企画された経緯を教えてください。
クーン:コロナのせいで、最新アルバム『オメガ』のリリース・ショウをやることができなかったからね。アルバムのリリースも遅らせたのだけれど、状況は不安定なままで、いつライヴを再開できるのかわからなかったから、何か別の方法でアルバムのリリースを祝いたかったんだ。となるとライヴしかないのだけど、それをストリーミングにすることで、みんなが見られるようにするのが良いと思ったのさ。通常はリリース・ショウはオランダ、もしくはフランスやイギリスでもう一度やる。ロックダウンのせいでライヴはやれなかったけれど、今回はそのおかげで世界中のファンがリリース・ショウを見ることができた。だから一番の理由はロックダウンでライヴをやれなかったこと。そして『オメガ』のリリースを祝う何かをファンのためにやりたいと思ったことがきっかけさ。
ー あなたはクリエイティヴ・ディレクターとしてクレジットされています。ダンサーから合唱隊までが登場することの壮大ショウの構成を、どうやって考えたのでしょう。
クーン:ストリーミングでのライヴということで、お客さんがいないというのは残念なことだけれど、一方で普段のライヴでは、コストがかかりすぎるとか危険すぎてやれないこともやれるという利点がある。例えばアクロバット・パフォーマーやファイヤー・アクターとか合唱隊を、普段のショウに連れていくことはできない。合唱隊全員をフェスティヴァルの楽屋に待機させられないしね(笑)。それでみんなで話し合って、それぞれの曲すべてで何か特別なことをやろうと。(本作の監督である)イェンスがバンドの後ろにライザーを作るというアイデアを思いついて、そこで様々なことが行われる。それで基本的に俺が台本を書いて、曲を聴きながら特定の場所でどんなことが起こるのかを考えていった。思いつく限りのことをやったよ。もちろん予算の範囲内でね(笑)。
ー アクロバットのようなものは普通メタルのライヴではお目にかかることがないものです。一体どのようにしてこのようなアイデアを思いついたのでしょう。
クーン:アルファーオメガという、すべてのものは循環するというテーマがあったから、今回のショウでも新しいものに加えて、過去のエピカのショウでやったものを取り込む必要があった。過去にもアクロバットや旗や炎を使ったこともあるんだ。「ヴィクティムス・オブ・コンティンジェンシー」で使われているマスクは、この曲のビデオで実際に使われたものだし、『オメガ』収録の「アビス・オブ・タイム」や「ザ・スケルトン・キー」なんかでも、実際にビデオで使われた小道具を今回も使っている。これらの要素は、すでにエピカのユニヴァースに存在していたものなんだ。そこに、雨の装置や火を吹く蛇とか、新しい要素を加えた。インスピレーションは、曲を聴くことで自然と得られたよ。例えば新しい「キングダム・オブ・ヘヴン」の不気味な子供たちの合唱や、中間部のピアノを聴けば、そうだピアノに火を放ってみようみたいなアイデアが出てくるのさ。
ー 燃えるピアノの演奏はハイライトの一つだと思ったのですが、実際にやってみていかがでしたか。
クーン:(笑)。とても怖かったよ。ピアノに火を放つとあっという間に燃え上がって、もの凄く熱いんだ。手の毛が全部燃えてしまったほどさ。あまりに熱いから、立ち上がらなくてはいけなくて、何とか弾き切ったけどね。最高にクールだけど、とにかく熱いんだよ(笑)。
ー 今回リハーサルはどうしたのですか。例えばそのピアノのシーンなどは、リハーサルはやったのでしょうか。
クーン:さすがにピアノを燃やすのはリハーサルをやれなかった。一度燃やしてしまったら、もうそのピアノは使えないからね。だから火をつけずに何度かリハをやってね。もちろんプロのパイロの技術者チームがいるから、どうなるかはきちんと計算されているから。本番はぶっつけでやったよ。雨のシーンも同じ。あれもリハをやっちゃったら、全員びしょ濡れだろ(笑)。特にシモーネの髪が濡れてしまったら、やり直すのに4時間待たなくちゃいけない(笑)。テストをやって、あとは本番うまくいくことを祈るだけ。だけど、プロフェッショナルなチームがついているからね。カメラ・クルーも自分たちの仕事をきちんと把握しているし、すべてのことが事前にきちんと準備されていたから、うまくいったのだと思う。
ー 例えばダンサーとは、事前に何日もリハをしたりはしなかったのですか。
クーン:もちろん彼らとは事前にやりとりはして、曲などは送っていたけれど、ロックダウンのせいで、事前のリハーサルをやることはできなかった。だから、彼らのリハーサルの様子をビデオで送ってもらって、変えて欲しいところがあれば伝えたりもしたのだけど、彼らも自分たちのことをよくわかっているプロだからね。彼らはみなこのビデオに参加できることを喜んでいて、とても一生懸命やってくれた。もちろんダンサーや旗、アクロバットなどは何度か撮影をやり直したけれど、ライヴシーンではワンカットで撮影することを条件としていたから、そのプレッシャーもあって、より良い演技ができたんじゃないかと思う。
ー ダンスの振り付けはどうしたのですか。あなたから指示も出したのでしょうか。
クーン:俺はダンサーじゃないし、振り付けのことは何も知らないからね(笑)。もちろん振り付け師とは話し合いを重ねたし、どんなダンスが良いと思うかという俺の意見は伝えた。それでさっきも言ったように、ビデオが送られて来て。例えば「アビス・オブ・タイム」のクラシック・ダンサーには、この曲のPVを送って、光と闇の戦い、陰陽のようなコンセプトを説明した。それを4人の女性ダンサーで表現してもらったんだ(笑)。素晴らしかったよ。ストリート・ダンサーについても、俺はまったく知識が無かったから、YouTubeで見つけたビデオを送って、こんな感じで、でもエクストリームになりすぎず、と伝えた。それで振り付けを考えてもらってね。実際難しくなかったよ。
ー 一番大変だったのは何でしょう。
クーン:これは昨日シモーネとも話したんだけど、やっぱり観客無しでプレイすることだった。通常ビデオを作る場合は一曲だけだからね、エネルギーを作り出すことができる。だけど、15曲連続で、いつもはお客さんから得られるエネルギーを無しでやるとなるとね、大変だった。ブラックボックスの中に立って、自分の演奏が正しいのかもわからない。何しろフィードバックが無いのだから。そこが一番難しかったよ。カメラのクルーや俺たちのクルーとか、人はたくさんいたのだけどね。だけどみんなマスクをして、全員黒づくめで真っ暗の中に立っているだけだから、まったくリアクションも無くて(笑)。ステージを降りると、ディレクターのイェンスなどが「とても良かったよ」なんて言ってくれたのだけど、やっている最中はわからなかったから。とても変な気分だった。
ー 新曲以外の選曲はどのようにして決めたのですか。
クーン:テーマが決まってしまえば、選曲は簡単だった。OMEGAの頭文字をとって、5つのパートに分けるというテーマが決まって、例えばGのパート「Gravita」で、ここはディープでメランコリックな曲、すなわちバラードを演奏した。テーマが決まってしまえば、どの曲がそこにぴったり来るかはすぐにわかったよ。アルファーオメガというテーマがあったから、最初に書いた曲である「クライ・フォー・ザ・ムーン」はもちろんやりたかったし。「ビヨンド・ザ・マトリックス」なんかはファンが聴きたがる曲だし、俺たちもプレイするのが好き。この曲はヴィジュアルな要素に転換できるものがあるし。そんな感じでセットリストはあっという間に決まったよ。
ー 5つのテーマについて、それぞれ簡単に説明してもらえますか。
クーン:まず最初は「Overtura」で、これはオープニング。もちろん『オメガ』のイントロから最初の曲、「アビス・オブ・タイム」で始まる。続けて「ザ・スケルトン・キー」。このアルバムのリリース・ショウであり、オープニングだからね。「アンチェイン・ユートピア」もどうしても演奏したかった曲で、これはパイロのハイライトにもなっている。これですでに20分だからね、「Overtura」はここでおしまい。あまりにストリーミングが長くなっても困るから(笑)。オープニングは新曲+クラシックの「アンチェイン〜」という構成にしたんだ。次が「Magunituda」で、ここではヘヴィな曲を地味なステージでやりたかった。いつもプレイするのが楽しみな「ジ・オブセッシヴ・ディヴォーション」もとてもヘヴィな曲。「イン・オール・コンシェンス」は速くはないけれど、ヘヴィなヴァイブがある。「ヴィクティムズ・オブ・コンティンジェンシー」は俺たちの最も短い曲の一つだけど、これも非常にヘヴィな曲だ。次が「Elysia」で、これは空の王国を意味するから、「キングダム・オブ・ヘヴン」にピッタリ。パート3は最新アルバムの曲だし、パート1もエピカのクラシック。パート2もやりたかったけれど、さすがに長くなりすぎてしまうからね(笑)。「Gravita」はさっきも言った通りバラードで、俺のお気に入り。スローなパートだけれど、ワンテイク、ワンカメラで撮影したからね。派手な要素を取り去って、本質的なものだけでできているよ。結果にはとても満足している。そして最後が「Alpha∞Omega」。環を閉じるために最初のステージに戻って、「フリーダム」や「オメガ」といったニュー・アルバムからの曲をクローザーとしてやった。もちろん「ビヨンド・ザ・マトリックス」と「クライ・フォー・ザ・ムーン」のようなクラシックもやらない訳にはいかないしね。
ー 全体を通じて火が大量に使われていますが。
クーン:火というのはライヴ・ショウに欠かせないものになってきているよね。ライヴを見に行けば、多くのバンドがパイロを使っている。俺たちは巨大な火を吐く蛇を作ったりしたけれど、通常のライヴでは、どの曲でパイロを使うかを考えなくてはいけない。ステージを駆け回るから、ステージのあちこちで火をつかう訳にはいかないからね。でも今回のようなシチュエーションでは、より多くの火を使うことができた。とにかく火を使いまくったよ(笑)。
ー 今回の経験が、今後のライヴに影響を与えるでしょうか。
クーン:すでに影響は出ているよ(笑)。もちろんこれらのセットを準備するにはたくさんのお金がかかったけれど、一旦作ってしまうと、これらを使わない訳にはいかなくなるからね。俺のキーボード・セットも同じ。最初は普通のキーボード・スタンドを使っていたけれど、そのうち回転するものになり、今ではステージを動き回れるものを使っている。海外のショウで、これを持っていけないと、裸でステージに立っているような気分になる。今回作ったセットも同じだよ。ショウをやる度に、可能な限りのセットを持っていくようにしている。今回作ったものも、なるべく持っていくようにするよ。
ー あなたの音楽的バックグラウンドを教えてください。ピアノを始めたきっかけは何だったのでしょう。
クーン:つまらない話で申し訳ないんだけど、両親が祖父からピアノを譲り受けてね。それで妹と俺はピアノのレッスンを受けさせられたんだ。俺は8歳でね。毎日練習しなくてはならず、そのうち両親が俺のちょっとした才能を見出して、コンセルヴァトワールに通うことになった。という訳で、何も特別なこともないつまらない話なんだよ(笑)。
ー ピアノではクラシックをやっていたと思うのですが、ヘヴィな音楽にハマったきっかけは何だったのですか。
クーン:そう、演奏していたのはクラシックだった。確か最初はいとこがメタリカのアルバムを貸してくれたのがきっかけだったと思う。カセットでね。なぜか心を掴まれて、そのままメタルの世界に入って雑誌を読んだりして、結局シンフォニック・メタルをやるようになったんだ。
ー メタリカにはキーボードもいないですし、ピアニストということで疎外感を感じることはなかったですか。
クーン:うーん、俺は特にそうは感じなかったな。いつもメタリカの曲を耳コピしてピアノで弾いていたし。初めて耳コピしたのは、メタリカの「オライオン」だった。あの中間部はとても静かだろ?それで先生も俺が良い耳を持っていることに気づいたようだった。誰の力も借りずにやっていたから、先生も驚いたようだったよ。俺にとっては別に難しいことじゃなかったのだけど(笑)。ガンズ・アンド・ローゼズの「ノーヴェンバー・レイン」にもピアノが入っているし、ミートローフやボン・ジョヴィとかもね。ピアノやキーボードが入っているロックはたくさんあった。それからオランダではシンフォニック・メタルがビッグになっていったから。ザ・ギャザリングやウィズイン・テンプテーションとか、多くのバンドがキーボードを入れていたよ。だから、疎外感を感じることはなかったな。
ー 音楽理論は学んだのですか。
クーン:子供の頃から音楽学校に行っていたからね。
ー クラシックの理論からジャズまで一通りやったのでしょうか。
クーン:いや、クラシックの勉強を2年やって、その後ポップ・ミュージックに変わったんだ。俺は演奏にあまり向いていなくて、他の奴らは1週間に4曲新しい曲をやっていたからね。俺は楽譜を読むのがあまり得意じゃなかったんだ。それでロッテルダムにあるポップ・ミュージックのコンセルヴァトワールに移った。まだ出来たばかりだったのだけど。だから、ジャズやオーケストレーションなんかは正式に勉強をした訳ではなく、後に独学で学んだんだ。
ー メタルのミュージシャンも音楽理論は学ぶべきだと思いますか。
クーン:必ず学ぶべきだとは言わないけれど、役に立つことは間違いない。もし工事をするなら、木材や釘、レンガ、セメントが何であるのかを知っていた方が良いだろう?それと同じで、音楽が好きならコード、メロディなど、理論の意味することを知るのは役立つ。だけど義務ではないよ。俺だって家を建ててみることはできるし、そこに住むことはできるだろう。良い家にはならないだろうけど(笑)。
ー お気に入りのアルバムを3枚教えてください。
クーン:ワオ(笑)。これは難しい。アルバムをそういう聴き方をしていないからね。もともとはメタリカやドリーム・シアターの大ファンだったけど、アルバム3枚となると難しいな。常に変わっていくし、最近はSpotifyなどで、アルバム単位ではない聴き方をしているからね。最近のお気に入りでいうとインソムニウムのニューEP『Argent Moon』。このバンドは大好きだよ。あとは『1917』という映画のサウンドトラックをよく聴いている。トーマス・ニューマンの。ちょっとCDのコレクションを見てみよう。と言っても、数年前にたくさん処分してしまったので、大した量じゃないのだけど。うーん、難しいな。Spotifyでおすすめに出て来たものを聴いてばかりだから。
ー では最後に日本のファンへのメッセージをお願いします。
クーン:また早く日本に行きたいな。日本が大好きなんだ。去年、いや2年前だったかな、日本のギタリスト、サキ、クリエイターのフレッドとアルバムを作る機会に恵まれた。アマヒルというバンドでね。それでますます日本が好きになってね。彼女のソロ作品にも参加したんだ。バカみたいに聞こえるかもしれけど、俺たちにとって日本は謎に満ちている。言葉もわからないし、文化も俺たちのものとはまったく違うから。とてもマジカルでクールさ。早くまた日本に行って、できれば長く滞在して日本全体を見てみたいよ。ファンのみんな、サポートしてくれてどうもありがとう。
ストリーミングを見てくれたみんな、DVD /BDを買ってくれたみんな、どうもありがとう。俺たちが活動できるのも、ファンがいてくれるからさ。
文 川嶋未来
【Blu-ray/DVD収録曲】
- アルファ -アンテルディアム – オメガ・アライヴ –
- アビス・オブ・タイム -カウントダウン・トゥ・シンギュラリティ – オメガ・アライヴ –
- ザ・スケルトン・キー – オメガ・アライヴ –
- アンチェイン・ユートピア – オメガ・アライヴ –
- ジ・オブセッシヴ・ディヴォーション – オメガ・アライヴ –
- イン・オール・コンシェンス – オメガ・アライヴ –
- ヴィクティムズ・オブ・コンティンジェンシー – オメガ・アライヴ –
- キングダム・オブ・ヘヴン part.1 -ア・ニュー・エイジ・ドーンズ Part 5 – オメガ・アライヴ –
- キングダム・オブ・ヘヴン part.3 -ジ・アンティディルヴィアン・ユニヴァース – オメガ・アライヴ –
- リヴァーズ -ア・カペラ – オメガ・アライヴ –
- ワンス・アポン・ア・ナイトメア – オメガ・アライヴ –
- フリーダム -ザ・ウルヴズ・ウィズィン – オメガ・アライヴ –
- クライ・フォー・ザ・ムーン – ジ・エンブレイス・ザット・スマザーズ Part 4 – オメガ・アライヴ –
- ビヨンド・ザ・マトリックス – オメガ・アライヴ –
- オメガ -ソヴェリン・オブ・ザ・サン・スフィアズ – オメガ・アライヴ –
【CD収録曲】
- [CD1]
- アルファ -アンテルディアム – オメガ・アライヴ –
- アビス・オブ・タイム -カウントダウン・トゥ・シンギュラリティ – オメガ・アライヴ –
- ザ・スケルトン・キー – オメガ・アライヴ –
- アンチェイン・ユートピア – オメガ・アライヴ –
- ジ・オブセッシヴ・ディヴォーション – オメガ・アライヴ –
- イン・オール・コンシェンス – オメガ・アライヴ –
- ヴィクティムズ・オブ・コンティンジェンシー – オメガ・アライヴ –
- キングダム・オブ・ヘヴン part.1 -ア・ニュー・エイジ・ドーンズ Part 5 – オメガ・アライヴ –
- [CD2]
- キングダム・オブ・ヘヴン part.3 -ジ・アンティディルヴィアン・ユニヴァース – オメガ・アライヴ –
- リヴァーズ -ア・カペラ – オメガ・アライヴ –
- ワンス・アポン・ア・ナイトメア – オメガ・アライヴ –
- フリーダム -ザ・ウルヴズ・ウィズィン – オメガ・アライヴ –
- クライ・フォー・ザ・ムーン – ジ・エンブレイス・ザット・スマザーズ Part 4 – オメガ・アライヴ –
- ビヨンド・ザ・マトリックス – オメガ・アライヴ –
- オメガ -ソヴェリン・オブ・ザ・サン・スフィアズ – オメガ・アライヴ –
【メンバー】
シモーネ・シモンズ(ヴォーカル)
マーク・ヤンセン(ギター、ヴォーカル)
クーン・ヤンセン(キーボード/ギター/ピアノ)
アイザック・デラハイ(ギター)
ロブ・ファン・デル・ルー(ベース)
アリエン・ファン・ウィーゼンビーク(ドラムス、コーラス)