シン・リジィが2020年度のロックの殿堂(The Rock And Roll Hall Of Fame)に初めてノミネートされ話題を呼んでいる。彼らが1979年に発表した『Black Rose』はキャリアを代表する作品というだけでなく、ハードロック・シーンに燦然と輝く名盤のひとつとなったが、このアルバムで感動的なギター・プレイを聴かせたのがアイルランドの至宝、ゲイリー・ムーアだ。
ハードロック時代を象徴するような情熱的なハードロック・ギターと感動的なケルティック・メロディが同居したこの名演から、実に40周年という節目となる2019年。惜しくも未完に終わったゲイリーのケルティック・ロック・アルバムから3曲が収録され大きな反響を呼んだ、遺作となる最後の名演『ライヴ・アット・モントルー 2010』が新装改訂盤としてリリースされる。
長らくブルース路線を追求してきたが、2010年の21年ぶりの来日公演を経て、80年代の相棒キーボード奏者だったニール・カーターと再合体、ロック回帰ツアーを行ったゲイリー。本作は同ツアーのハイライトである2010年7月6日、モントルー・ジャズ・フェスティバルでのライヴを全曲収録したものだ。前述したケルティック・アルバムより、『ワイルド・フロンティア』を彷彿とさせる「ホェア・アー・ユー・ナウ?」「デイズ・オブ・ヒーローズ」「オー・ワイルド・ワン」という3曲の超貴重音源に加え、「オーヴァー・ザ・ヒルズ・アンド・ファー・アウェイ」、「アウト・イン・ザ・フィールズ」、「エンプティ・ルームズ」、「ミリタリー・マン」など、長らく封印してきたロック時代の名曲の数々を惜しげもなく披露。さらには、ブルース時代の代表曲「スティル・ゴット・ザ・ブルース」、フィギュアスケートの羽生結弦選手が使用したことでも知られる「パリの散歩道」を含むライヴは、ゲイリーの40年を超えるキャリアを総括するに相応しいクライマックスだ。なお映像には、既発の『ライヴ・アット・モントルー・アンソロジー』には未収録だった1997年のライヴ・トラック4曲をボーナスとして当時初収録している。
2019年12月4日(水)発売予定
ゲイリー・ムーア/ライヴ・アット・モントルー 2010
【初回限定盤Blu-ray+枚組2CD】 ¥7,000+税
【初回限定盤DVD+2枚組CD】 ¥6,000+税
【通常盤Bu-ray】 ¥4,500+税
【通常盤DVD】 ¥3,500+税
【2枚組CD】 ¥2,800+税
日本語解説書封入/日本語字幕付き
【CD収録予定曲】
[Blu-rayまたはDVD]- オーヴァー・ザ・ヒルズ・アンド・ファー・アウェイ
- サンダー・ライジング
- ミリタリー・マン
- デイズ・オブ・ヒーローズ
- ホェア・アー・ユー・ナウ?
- 1) ソー・ファー・アウェイ 2) エンプティ・ルームズ
- オー・ワイルド・ワン
- ブラッド・オブ・エメラルズ
- アウト・イン・ザ・フィールズ
- スティル・ゴット・ザ・ブルース
- ウォーキング・バイ・マイ・セルフ
- ジョニー・ボーイ
- パリの散歩道
1997年モントルー・ジャズ・フェスティバルより
- ワン・グッド・リーズン
- オー・プリティ・ウーマン
- スティル・ゴット・ザ・ブルース
- ウォーキング・バイ・マイ・セルフ
[CD1]
- オーヴァー・ザ・ヒルズ・アンド・ファー・アウェイ
- サンダー・ライジング
- ミリタリー・マン
- デイズ・オブ・ヒーローズ
- ホェア・アー・ユー・ナウ?
- 1) ソー・ファー・アウェイ 2) エンプティ・ルームズ
- オー・ワイルド・ワン
[CD2]
- ブラッド・オブ・エメラルズ
- アウト・イン・ザ・フィールズ
- スティル・ゴット・ザ・ブルース
- ウォーキング・バイ・マイ・セルフ
- ジョニー・ボーイ
- パリの散歩道
【仕様】
Blu-ray: ライヴ本編:約99分 ボーナス:約20分/音声:リニアPCM ステレオ/ ドルビー・デジタル 5.1chサラウンド/DTS HDマスター・オーディオ/16:9
DVD: ライヴ本編:約99分 ボーナス:約20分/音声:ドルビー・デジタル ステレオ/ ドルビー・デジタル 5.1chサラウンド/DTSサラウンド・サウンド/16:9
CD1/2: 2010年モントルー・ライヴ音源 全13曲収録。ボーナス映像の音源はCDには収録されていません。
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